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2024年の12月21日は「冬至(とうじ)」です。 一年で最も昼の時間が
短くなる日のことです。
冬至に、「ん」がつく食べ物を食べると「運」を呼び込めると言われて
います。これは、運盛り(うんもり)と呼ばれる縁起担ぎの習わしです。
「ん」がふたつある食材は運気が2倍になるとされ、なんきん(かぼちゃ)
れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)
は「冬至の七草」として知られています。
ご紹介する一冊は、『ぽかぽかゆずおふろ』文:すとうあさえ 絵:あお
きひろえ です。
あっくんは、おばあちゃんから、ゆずをたくさんもらいました。そこで、
ゆずやさんを開くことにしました。冬至には、ゆず湯にはいって、「ん」
のつくものを食べると病気をしないといわれています。
みんなでゆず湯のお風呂に浸かっているシーンは、見ているだけでぽかぽか
と温かくなります。巻末にはゆず湯の解説もあって、親子で楽しめる一冊
です。