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今日は国際腐敗防止デー(International Anti-Corruption Day)です。
ここでは腐敗行為(汚職、賄賂、横領や差別人事や公平にかけたものなど)のことを指します。
2003年に国連で設置された『腐敗の防止に関する国際連合条約』を、広く世界に認識してもらうために制定された国際デーです。
2024年のテーマは「腐敗と闘う若者たちと団結:明日の誠実さを形作る(仮訳)(Uniting with Youth Against Corruption: Shaping Tomorrow's Integrity)」です。
世界中であらゆる物事に複雑に絡んでくる腐敗行為は、若者の教育の機会や就職のチャンス、医療や生活に必須のサービスへのアクセスなど、若者のあらゆる機会を阻む大きな壁になってしまっています。
今日の1冊は
『民主主義は誰のもの?』
(プランテルグループ∥文、マルタ・ピナ∥絵、宇野 和美∥訳 あかね書房)
「みんなが、しっかりとすべてを見ていることも必要だ」
時代をこえ、国をこえ、社会について子どもたちに問いかける、スペイン発のピクチャーブックシリーズ。政党って?選挙って?民主主義ってどういうこと?いまの社会の「民主主義」を考えよう。政治学者・宇野重規によるオリジナルコラムを掲載。
誠実さを見極めるために、大人も子供もあらためて民主主義について知り、考えられる一冊です。
参考:International Anti-Corruption Day