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今日、12月15日は谷川俊太郎さんの誕生日です。
先日、惜しまれつつも天国に旅立たれた谷川俊太郎さん。詩人でありながら、翻訳・絵本作家・脚本など様々な分野で活躍され、多大なる功績をあげられました。訃報の第一報に触れた方の中には、かなりのショックを受けて、『ロス』状態になられた方も多くおられたのではないのでしょうか。世間の反響の大きさに触れ、改めて谷川俊太郎さん自身だったり、作品だったりが広く人々の中に浸透していることを感じました。
今日、紹介する一冊は、『谷川俊太郎の詩を味わう』(ウィリアム・I・エリオット∥著、西原 克政∥訳、谷川 俊太郎∥詩)です。
90歳でなお、谷川俊太郎作品の翻訳を続ける、この本の著者であるウィリアム・I・エリオットさん。半世紀の仕事から選んだ25篇を英訳詩とともに味わうことができます。エリオットさんが英文で書き下ろした原稿を、現在、英訳詩をともにすすめる西原克政さんが翻訳して収録されています。