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今日、11月21日は歌舞伎座の開業記念日です。

 1889(明治22)年のこの日、東京・木挽町(現在の東銀座)に歌舞伎座が開場しました。

 元々木挽町には江戸三座のひとつ・森田座(後の守田座)がありましたが、1841年の天保の改革の時に浅草に移され、それから約半世紀ぶりに芝居小屋が戻ってきたとのことでした。当時の建物は戦災で焼失し、1951(昭和26)年に復興されました。因みに、外観の第五期設計を担当したのは、当館の設計も担当してくださった建築家の隈研吾さんです。

 

 今日、紹介する一冊は、『歌舞伎座五代:木挽町風雲録』(石山 俊彦∥著)です。

 木挽町に歌舞伎座が誕生したのは1889年。以来、関東大震災、東京大空襲、GHQ統制など数々の困難を乗り越えて歌舞伎は公演を続けてきた。福地桜痴、田村成義、大谷竹次郎ら興行師に焦点が当てられ、歌舞伎座五代・125年の歩みが描かれています。

2024年 (令和6年)
12月26日(木)
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時間:9:00~20:00
休館:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)