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そして梼原にはない海や海の生き物のことを、町民さんに伝えてもらいたいとの思い
で、館長さんと担当のスタッフの方にご相談をしました。
館長さんの『梼原といえば茅葺き(かやぶき)ですよね。海のものと山のもののコラ
ボができたら面白いですよね』というお言葉から、梼原の宝物とは何だろうと何日も
何日も考えました。そして、川を散歩をしながら宝物は落ちていないだろうか。手を
ひろげて、抱きかかえても届かないくらい大きな幹をもつ木々を見上げては宝物は、
落ちてこないか。気づきたい!伝えたい!という気持ちが湧き出てきました。
梼原は、昔から茅葺き屋根の茶堂で、旅人をおもてなす文化があります。
そして、マルシェ・ユスハラ(雲の上のホテル別館) | 【公式】ゆすはら雲の上観光協会 (yusuhara-kumonoue-kanko.jp)
を隈研吾さんと一緒に作られた、四国でただ一人の茅葺き職人、川上義範さん(町内
在住)と出会うことができました。
今回のワークショップが開催されるまでには、川上さんに何度も図書館へ足を運んで
いただき、打ち合わせをさせてもらいました。
そして茅(かや)でできたミニすだれの編み方を図書館スタッフ全員、そして桂浜の
スタッフの方も習い、紐で編み上げました。
その間、図書館スタッフは、魚やヒトデのかたちをしたプラパンを作製し、川上さんと
のムービーも作成しました。
そして万全の準備で、当日を迎えました。
桂浜水族館さんからは、潮の香りのする美しい貝殻やシーグラスをお持ちいただき、グ
ルーガンや紐で貝殻やお魚の形のプラパンを結び、【海モノと山のモノ】のコラボが成
功しました。
当日、準備をしていた図鑑で貝殻の種類を調べたり、飼育長に魚の種類を聞かれている
参加者もいました。
また館内にもう一つ『森は海の恋人』の特集棚を作成しました。
森から生まれた水が川となり、海へとつながっていることからこの言葉が生まれたのだ
とか。
そのため、梼原町への入口には鯨(くじら)の風車があるのだそう。
午後にはまるのんさんの『私がハマスイで働くワケ』という講演会が行われました。
水族館で働くようになった経緯。そして現在どのように仕事に取り組まれているか。
など学生たちにも伝わる熱い思いを伝えていただきました。
ご参加いただいたみなさま、そして桂浜水族館のスタッフのみなさま、ありがとうございました。