日本は長い間、解決すべき問題を抱え続けてきてしまった。世界が再び混迷の時代に突入する中、それらは「時限爆弾」として我が国を脅かす。各分野を代表するプロフェッショナルたちと本気で語り合い、日本の、そして個人の生存戦略を考える。

内容:DXで仕事がなくなる時代をいかに生き抜くか 新井紀子述. 巨大地震とデフレが日本を滅ぼす前に 藤井聡述. 男性は結婚できると中流意識が持てる 三浦展述. 資本主義にいかに倫理を導入するか 中谷巌述. 人口減少が進む日本で「戦略的に縮む」方法 河合雅司述. 毎年1000人海外へ「現代の遣唐使」を作れ 柳沢幸雄述. 変容する資本主義と経済成長時代の終焉 岩村充述. 人間は「合理的」に行動して失敗する 菊澤研宗述. 現代の君主制には国民の支持が不可欠である 君塚直隆述. 「禊」のツールとなった「第三者委員会」再考 八田進二述. 仏教は「家の宗教」から「個の宗教」へ向かう 戸松義晴述. 「野生化」するイノベーションにどう向き合えばいいか 清水洋述. 財政破綻を目前に、医療をいかに持続可能にするか 國頭英夫述. 「老大国」日本が目指すは「成長」でなく「成熟」 五木寛之述