行動主義心理学の立場から「自由」概念に挑戦したスキナーの著作。行為者因果の概念により自由意志を擁護したチザムの論文。現代の傑出した哲学者デネットの代表作。リベットがチャーチランド、サールと行った2つの論争を収録。

内容:イントロダクション 青山拓央著 柏端達也著. 人間とは何か バラス・F・スキナー著 山口尚訳. 人であることと自由意志 ダニエル・C・デネット著 小草泰訳 高田敦史訳 尾形まり花訳. 人間の自由と自己 ロデリック・M・チザム著 柏端達也訳. 経験の遡及的参照と言われているもの、およびそれと心身問題との関係について パトリシア・S・チャーチランド著 飯島和樹訳. 感覚経験が主観的に時間を遡って参照されることを示す実験的な証拠 ベンジャミン・リベット著 飯島和樹訳. 意識、自由な行為、脳 ジョン・R・サール著 源河亨訳. 意識、自由な行為、脳 ベンジャミン・リベット著 源河亨訳