「哲学の原点」ともいえるプラトン哲学の基本的な特色に照明を当て、その「対話」による方法と多面にわたる思想の全体的な見取図を提示するとともに「現代」との接点を展望する。巻末に基礎的な文献案内を収録。

内容:プラトン案内 内山勝利著. 書かれたものと書かれざるもの 山口義久著. アイロニーとパラドクス 丸橋裕著. ロゴスとミュートス 國方栄二著. 論理と説得 木下昌巳著. ソクラテス 高橋憲雄著. 言語 朴一功著. 知識 中畑正志著. イデア 金山弥平著. 魂 久保徹著. 国家 瀬口昌久著. 自然 山田道夫著. 「ソクラテス以前」と「プラトン以前」 須藤訓任著. ハイデガーとプラトン 四日谷敬子著. プラトンと分析哲学 大草輝政著. プラトニズムの前夜に 須藤訓任著. 現代政治とプラトン 佐々木毅著. プラトンと現代科学 伊藤邦武著