淑徳大学創立50周年を記念する、所属専任教員による学術論文集。淑徳大学の「利他共生」の実学教育の原理・思想をおさえつつ、現場や実践と切り結んだ研究の成果を論ずる。

内容:宗教教育実践と建学の精神 磯岡哲也著. 西山浄土宗における戦後仏教社会福祉事業の歴史 藤森雄介著. 利他共生の思想史的考察 渡部治著. 原理としての「トギヤザーウイズヒム」 田中一彦著. 個々の不完全さから生まれる可能性 佐藤俊一著. 共生を基盤とした臨床ソーシャルワーク 米村美奈著. 社会福祉実践における利他共生 山口光治著. 東アジア型ソーシャルワークモデル構築に向けた一考察 戸塚法子著 齊藤順子著. 格差社会における再分配システムの正当性 結城康博著. 共生社会創出のための生活困窮者支援実施体制を考える 渋谷哲著. 共生社会創出のための子ども家庭福祉サービス供給体制 柏女霊峰著. 障害者権利条約から考える地域での共生について 山下幸子著. 地域包括ケアシステムとコミュニティの再生 下山昭夫著. 「ともに生きる社会」の認識危機としての排除 本多敏明著. わが国における児童虐待の認識と行政対応に関する考察 河津英彦著. 保育・教職課程と「福祉マインド」 加藤哲著. 建学の精神と看護を考える 田中秀子著. 仏教と看護のかかわり 鈴木恵理子著. 地域社会とのつながりと自殺許容 山本功著. 共生社会のコミュニティ政策論 矢尾板俊平著. 人間成長と社会発展を繋ぐ共生のリーダーシップ開発の要件 境忠宏著 土屋裕希乃著. 現代マーケティングにおける共生とケアについて 斉藤保昭著. アクティブラーニングとしてのフィールドワーク 森田喜久男著. タイにおけるコミュニティ開発の背景 松薗祐子著