メディア・リテラシーの視座を、社会学やジャーナリズム研究、歴史学など社会科学の研究領域と接合させながら、現代のメディア社会をクリティカルに読み解いていく。立命館大学産業社会学部創設50周年記念学術叢書。

内容:メディア・リテラシー実践の現状と課題 浪田陽子著. NIEが変える教育と新聞 柳澤伸司著. 原寿雄のジャーナリスト観 根津朝彦著. メディア・リテラシーから統計リテラシーを考える 長澤克重著. 終戦記念番組としてのテレビドラマ 増田幸子著. 「戦跡というメディア」の成立と変容 福間良明著. 三億円事件と学生運動家 日高勝之著. 鶴見俊輔の大衆文化研究とその応用 粟谷佳司著. マンガに集う/マンガで集う 瓜生吉則著. 電話リテラシーの社会史 坂田謙司著. メディアスポーツ研究の実践的課題 川口晋一著. 世界的スポーツイベントにおける広告効果 小泉秀昭著. 私事化とマス・メディア 筒井淳也著. 送り手のメディア・リテラシー 飯田豊著